グラデーションのようになっている会場が印象的でした。プレイ実録や生き物メインなど、ライトに楽しみやすい序盤のアライアンス。次に男女カップリングが多めの少女漫画的なアライアンス。奥の方に行くとディープな男男カップリングのアライアンス…とても多彩で、一つのゲームのイベントと思えないほどでした。
終盤、FCの2人とボイチャをしながら回っていました。特に推しを持たないMさんは序盤のアライアンスで、展示漫画を見たりネップリの番号を控えて楽しんでしました。一方、腐なSさんは奥地のHアライアンスあたりで嬉しそうな奇声を上げて本を買ってたのが印象的でした。
筆者は、憧れの古代人プチで沢山スクリーンショットを取ることを楽しんでいました。Fの月エリアでは、レポリットになってレポリットに埋もれるという夢を叶えることができました。
オンラインイベントは初めてでしたが、非常に手厚いサポートに驚きました。オフラインでは、申し込んだら後はチケットが送られて、当日まで何もないのが普通だったので…。
サークル参加の知り合いを持たない身としては、公式タグがとてもありがたかったです。原稿中、寂しくなるといつも見に行っていました。定期的な締切告知も、とにかく完成させなければ、と身が引き締まりました。
今回の最大の後悔は、翌日に有給を取らなかったことです。当日、想定外のコメントをいただけたことが嬉しくて、途中で外を駆け回ってしまいました。また、少しだけと思ってたサークル回りも思ったより楽しく、結局ワープ機能を駆使してほぼ全部回りまくりました。結果、コミケで東西回って翌日死にかけた人みたいになってしまいました。
過去の自分に一つだけアドバイスできるのだとしたら、それは翌日有給をとることです。
どうして私がこのようなことができたのだろう、と思うようなことがあります。それは、コアタイムに人に話しかけたり、メッセージボードに書き込んだり…とにかく多くの言葉を交わせたことです。
もちろん、筆者が誰かしらと話してみたい、という意志が強かったのもあるのですが、その裏にはやはり「これはFF14のイベントなのだから」という安心感があったのだと思います。ゲーム内ではみんな「よろしくお願いします」と言っている人たちなのだから、声をかけたらきっと返してくれるだろうと。
サークルスペースに遊びに来てくださった方、広場で遊んでくれた方、ありがとうございました。メッセージボードにいただいた感想はずっと大事にします。
本当はかの名言(Our journey will...)をタイトルにしようとして、これから書く内容のあまりのギャップに自重しました。
ここまで、具体的に筆者が何を作って何をしたのかの話題を避けてきました。なぜかというと、「百合で7年ほど書いてて、男性キャラを描くのも女性向けも初めてで…」というホラーな話が始まるからです。現場は大混乱でしたが、既成事実としてできてしまったのでこれ以上過去に固執するのはやめにします。これからも既成事実を積み重ねられるようにがんばります!
申し込むまで、二次創作からは引退を考えていました。漫画を仕上げて、当日色んな方と話せて、またこの楽しい一日を過ごしたいと思うようになりました。関係者の皆様方、本当にありがとうございました!
昨日おやすみって言った自分と、今日おはようを言った自分……それが完全に同じものだって、どうやったら証明できる?(中略)…だからこそ、昨日までの自分を理由にして、今、この心が思っていることを消す必要はないんだよ。
ウルティマ・トゥーレでのグ・ラハの言葉。実際、7年もあれば人間の細胞はほぼ全て変わるらしいですね。
新しく始めるにはまず 終わりに辿り着かなくちゃ
すべての子らよ6。一番好きなカットシーンです。再生する度に月の満ち欠けが違って…何の話でしたっけ。そうそう、原稿の終わりが寂しくなる現象に襲われた際、新しい原稿を思い浮かべることで乗り切ったという話です。新しい原稿ってなんでしょうかね??
おしまい