熱が出ました。
あまり言葉を濁さずに言うと、葬儀中にもずっと湧かなかった死への実感が、全てが済んで家に帰ってからやっと襲ってきたような気持ちでいます。
正直なところ、彼らはあまり死んだという気がしなかったのです。ライブにも来ていたし、まだまだ星海に留まっているだろうという気すらしていました。
それが、色んなグッズが出て、秘話が来て、ファンフェスがあって、そして今回のパッチで、彼によるナレーションで暁月が幕を閉じて、本当にこれで終わってしまったんだなと胸を痛めています。
墓が故人を忘れないようにするためのものなら、あの見聞録が彼の墓標なのかもしれません。ということは、これからずっとこれを抱えて旅をするというわけで…なんということ…
※熱と本件には恐らく因果関係はなく、精神状況がまずいのはただの熱のせいな可能性が高いです。早く寝なさい、自分!
ここからは雑多な感想です。件のナレーションのカットシーンですが、始まった瞬間にまずい予感が全開でした。無音のBGM、シャーレアンの夜空が映る流れは私が一番好きな「すべての子らよ6」にそっくりです…その後のナレーションで、ウクラマトちゃんとキャッキャウフフしていた気持ちはどこかへいってしまいました。追い打ちの見聞録です。スクリーンショットをとって、ゲームが終わった後も何度も眺めています。
あと、この絵画風の顔イラストになると神話感が出てとても綺麗だな…と思いました。髪の毛が羽っぽいと言いますか…清廉潔白を絵に描いたような、この古代の彼のデザインが改めてとても好きだなと思いました。
熱のせいか見聞録のせいか満身創痍ですが、昨年暁月をクリアしたばかりの頃もこんな感じで…お迎えしたマメットを二人分抱えて部屋のすみっこに蹲りたい気持ちで溢れていたためきっと時間が癒やしてくれることでしょう。
放心でなんともいえない絵を描いてしまったのですが、スキャンで取り込むときに前の絵が残っていて、少しそれを見て元気になりました。熱が治ったらまた描きましょう。楽しい古代の風景を…